2011年8月19日金曜日

癒しの料理


都会の真ん中に別世界のような空間がありました。
会員とそのゲスト8人だけが席に着くことが出来ます。幸運にもゲストとしてお招きを受けました。

その日は旧暦の七夕がテーマ・・・
中指の先ほどの小さなお芋、小さな葉が添えられ、朝露のような水滴が光っていました。
お椀の模様は天の川、漆の黒の水盤には笹と真珠貝の器に盛られたスズキの洗い・・そのあともこのような一皿一皿が続きます。

始めから終わりまですべてが美しい・・



お盆が終わると設えは秋、暑い日でしたがもう秋が近い事を思いました。虫の声が聞こえてきそう・・


賀茂ナスが燃えています。送り火をイメージしたもの、焼いた賀茂ナスのへたのところに和紙のこよりが結んであり、大きな焙烙に乗せられています。そのこよりに火をつけたものです。

エル・ブリのフェランがここの料理を食べて涙したとか・・・
不思議な感動の一晩でした。感謝!


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