2010年9月19日日曜日

試食会

10月にラ・シェーヌ・デ・ロティシュールのガラディナーがあり、フランス本部から、日本各支部から会員が集まり、東京湾クルーズの前夜祭、次の日は新会員の叙任式があるブラックタイディナーがあります。
週末の夜、そのパーティの時の料理とワインの試食ディナーに参加、日本本部の会長、副会長はじめ関東支部の会長でもある服部先生、その他理事の方々とご一緒に、厨房の脇にセットされた”シェフズテーブル”、で試食をしました。チャイニーズとフレンチが交互にサーヴィスされるのでワインの選択が難しく、色々意見が分かれましたが・・・・最終的には私のチョイスと同じ・・・




メインのお肉料理はもめました。シェフはさしの入った脂の乗った牛肉に疑問を持っていて、この日供されたのは自然放牧のグラスフェッドの健康な牛肉を熟成させた物・・・確かに本来の牛肉の味がしますが・・・果たしてこれをディナーに出してどれ位の人が美味しいと感じるか・・・
結果的にはやはり霜降りの肉を炭火焼にすることに決定・・・
その他にも海老料理も海老の品質でNG,デセールの柿のソルべも変更を提案・・・
予算内で大勢の料理を作るシェフの苦労も分かるのであまり本音は言えませんでした・・・でも楽しい試食ディナーでした。
その後会長宅で二次会・・・夜更けまで楽しい週末でした。
10月のガラ・ディナーが楽しみです。何を着るか・・・これは悩んでいます。教室が終わるのが3時として車で出かけたのではきっと間に合わない・・・どこかまで電車で行く事にしてコートを羽織れば電車でも大丈夫ですが長い丈のドレスははだめですし・・・
いつも大体、時間がなくバタバタと出かけることになります。爪の先まで美しくドレスアップしたマダム達を見て、直前まで料理していた手はなんとなくスモークの香りやにんにくの香りが残っていたりして、あわてます。



 

2010年9月17日金曜日

ロイヤルオペラハウス

英国ロイヤルオペラが18年ぶりに来日、ラ・トラヴィアータ 椿姫を見てきました。
久しぶりのオペラ、楽しかったです。
主役のヴィオレッタの配役が変更になったりして少しがっがりしましたが、代役といってもロイヤルオペラの主役を演じる位ですからエルモネラ・ヤオ、素敵でした。


いつも感じるのですがオペラを見るには高揚感や華やかさが欲しいもの、そこで劇場が大事だと思うのですが・・・・NHKホールや文化会館ではせっかくの素晴らしい気分が半分位になります。

ロンドンの再開発前のロイヤルオペラハウスでしたが、行った時の事を思い出してしまいました。

劇場が素敵であれば観客がおしゃれをして集まり、更に華やかさが増します。劇場のせいだけではなく、日本の生活では平日の公演であれば帰宅して着替える時間もありませんし、普段着のままの人が多いですね。
あーもったいない!素晴らしい歌劇場の公演を見るのに普段着なんて・・
私は本当はもっとドレスアップして出かけたいのに・・・浮いてしまうのもいやなので・・・悩みます。
昨日はせめてヴィオレッタのようにカメリアを2つ、ジャケットにつけて出かけました。
ところで主役はヴィオレッタです。つまりスミレ・・なんで椿?と思いませんか?
原作のデュマ・フィスの小説の題が”椿の婦人”、そしてヴェルディ作曲のオペラは”ラ・トラヴィアータ”
入れ替わって日本では椿姫となっているのですって、ですからオペラ通はけっして椿姫とは言わないでラ・トラヴィアータと言うのだそうです。
来春はフィレンツェ歌劇場、メトロポリタンでプッチーニを見ます。

2010年9月15日水曜日

 オークラのディナー

永遠に続くかと思った暑くて長い夏もやっと終わりになって来ました。

暑い暑いと言いつつもブログの話題にする事はたくさんあったのですが・・・何だかいつもカメラを持ち歩き、写真、写真とそればかり気にするのに少し疲れていました。



秋になりパーティーやディナーも増えてきましたので画像があまり良くなくても、これからはもう少しこまめに書いていこうと思っています。



昨晩、ホテルオークラで”小野正吉の世界”と題されたディナーがありました。ラ・シェーヌ・デ・ロティスールの60周年記念の一つのディナーでした。



小野正吉シェフは帝国ホテルの村上シェフとならんで日本のフレンチの神様の様な方、以前コンティネンタルレストランというオークラのメインダイニングの総料理長でした。もう35年以上も前、フレンチレストランなどはほとんどなかった時代です。でも私にとってはコンティネンタルレストランの小野シェフと帝国ホテル、フォンテーヌブローの村上シェフのフレンチは若き日の忘れがたい感動の味なのです。



その小野シェフの味の再現ディナーですからとても楽しみにしていました。
先ずロビーでアペリティフ、ドン・ペリニョン2000で始まりました。

着席してからはクラシカルな懐かしい王道フレンチ・・・海の幸のテリーヌ、エスカルゴのショソン、コンソメ・ドウブル、舌ヒラメのキャビア添えそしてグラニテが供されました。最近では魚料理と肉料理の間にグラニテが出てくることは余りありません。シャンパーニュのグラニテでした。

お肉は牛フィレのソテー、きのこ添え、アンディーヴサラダ、各種フロマージュ、タルトタタン、ミニャルディーズと続きました。




ワインはシャブリに続いて珍しい赤ワイン、カルフォルニアのアミューズ・ブーシュ ワイナリー、何だか美味しそうな変な名前のワイナリーですが、そのワイナリーのプライベートキュべ、セパージュはボルドーとほとんど同じ、5リットルボトルだそう・・・・・
変なひも状の物が口から出ていてこれは何かしらと思っていましたが、想像とおり瓶が大きいので、始めに空気を抜くと中のワインが流れ出し、カラフェに移ります。
このワイン、大変珍しく、好き嫌いが分かれるところですが、フレンチワインとは異なる、いかにもカリフォルニア!といったワインでした。
サーヴスはさすがにオークラ、文句なく素晴らしい、そして久しく忘れていたクラシカルフレンチを堪能した晩でした。
クリーム、バターの量はかなりだと思われますが、フルボディーの赤ワインで中和しました。(そんなはずありませんが!)
本当にクラシカルフレンチフルコースを頂くのはまさに命がけ!
でもそれがフランス料理、
そんなディナーでした。

2010年9月2日木曜日

夏休み明けの教室

約1ヶ月の夏休みが終わり、9月1日から教室が始まりました。
クラスの始まる前の教室の様子を画像でお目にかけます。
まずスタッフは7時45分に出勤、8時頃からテーブルセッティング、下拵えなどを2時間半程で済ませます。
この下拵えがきちんと出来ているので、授業は問題もなく(時々は予期しない事も起こりますが・・・)
進みます。


鉛筆を削ったり、レシピをそろえたり、出席カードを確認したり・・・授業の流れを考え、使う道具のチェックも大事です。


月初めにはワインも届きますのでセラーまで運び、並べます。ダンボールの始末などもきれいに、リサイクル用にまとめておきます。
届いたワインはリースリング・グランクリュ、フレンチクラスで豚肉のロティに合わせます。



今月のシンプル&ベーシックで使うお皿です。魚のはVilleroy&Boch、もう20年以上前に買った物、乗せる料理を選びますが、好きなお皿です。ヒラメの楕円の大皿も揃っています。
下の画像のお皿はカリフォルニアワインのエティケットと葡萄がプリントされています。ニーマン・マーカスのメールオーダーで、これもずいぶん以前に手に入れました。これはデザートやチーズに使うことが多いです。
料理に合わせてお皿を選ぶとき、つい無難な白無地を選んでしまいますが、この様に個性的なお皿を組み合わせてセッティングするのも楽しいもの・・・
でも最近は欲しいと思うお皿に出会いませんね。






2010年8月23日月曜日

夏休み

長いこと更新をサボっていました。
夏休みは普段とは違う暮らしをしたくて、意図的にさぼりました。でもそろそろ仕事モードに切り替えなくては・・・・ブログも再開、レシピ作りもしています。

暑い、暑い夏ですがとてもゆったりと、良いお休みを過ごしています。

画像は夕方のリビングルームですが、実は初めてこんな夕日が部屋に差し込みます。西側のお家2件が建替えの為になくなっているためです。空も広くなったようで、当分更地でいてくれたら、冬には二階から富士山も見えるかも知れません。

涼しい部屋の中で、暮れていく夕日を見ながら好きな音楽と本とシャンパーニュ、ソファに横になって過ごす時間は夏休みならではの楽しみです。夕焼けの空をゆったり眺めたのは久しぶりです。とても美しい。






この画像、ハトが暑さの為、バードバスで水浴びの後、しばらく半身浴をしています。
人間もハトも夏ばて気味ですが、動けない植物もかわいそう、涼しいうちの朝の水撒きも一仕事ですが何とか枯れないでいてくれています。私が水撒きを始めると庭に住んでいるカエルが必ず出てきて水を欲しがります。カエルにも冷たいシャワーをたっぷり・・・・
いつまで続くのでしょうね、この暑さ。

畑の野菜もこの暑さにまいっています。8月始めに撒いた人参は暑さの為、発芽せず、元気なのはしし唐、唐辛子、バジル、空芯菜位、夕方、日が傾いてから水撒きや収穫に行っています。8月の終わりには白菜や春菊、キャベツなどの苗の植え付けや、大根やかぶの種撒きをしなくてはなりませんがこの残暑、大丈夫でしょうか。
暑い日の畑仕事は本当に過酷、熱中症になってニュースになったりしては困りますので気をつけていますが、完全に放棄されてしまった区画も今年は多いようです。
収穫もされずに腐っているきゅうりやトマトを見ていると、野菜作りブームに乗り、軽い気持ちで始めてもけっして長続きはしないものだとつくづく思います。

画像の手前の白い花はニラ、花ニラはとても貴重、炒めると美味です。唐辛子も色の付いた物から収穫、天日干しにしています。しし唐は収穫してもどんどん大きくなり、今年の夏はどれだけのしし唐を食したことか・・・。

来週からはクラスも始まり、しばらくお休みだったパーティやオペラ、秋は楽しみな事もたくさんあります。お休み気分を上手く仕事モードにシフトして、きっと夏ばてしているに違いない生徒の皆さんを元気にするレシピ考えます。

2010年7月28日水曜日

コマンドリー・ド・ボルドー

<夏のコマンドリー・ド・ボルドーの夕べ>がフォーシーズンズ ホテルでありました。

暑い暑い日が続いて、夕方になってもちっとも涼しくなってくれません。真夏のパーティーなのでドレスコードはカジュアルで助かりました。

私はまだこの会の正式会員ではありません。この秋に叙任式があってそこで正式にコマンドリーとして認められます。





パーティに先立ってセミナーがありました。フォーシーズンズの中にある立派な国際会議場でテーマは<星ぼしとワイン、マリー・ローランサンと見る狂騒の時代>講師は評議員でもあるローランサン美術館事務局長の吉澤氏、内容はローランサンとアポリネールの恋に始まり、その時代の背景、シャトー・ムートン・ロッチルドのエティケットの絵のお話し(ローランサンは1948年のエティケットを描いている)、ココ・シャネルとの関わり、サンテグジュペリに至るまでとても楽しいセミナーでした。アポリネールの例の詩、<ミラボー橋>をフランス語で朗読なさったり、こういうお話を聞いてからワインを飲むと更に美味しく感じます。


そしてワインは5種類ほどのボルドーワイン、メインはやはりサンテグジュペリの曽祖父が所有していたChateau Malescot St.Exuperyでした。



ビュッフェでの食事でゆっくりワインや料理は楽しめなかったのですが、皆様とお話しすることが出来て愉しかったです。





2010年7月22日木曜日

憧れの住まい 

いやになるほど暑い日々、もう少しで夏休み・・・そう思って働いています。

暑い日曜日、素敵なお宅を訪問しました。池田山、M邸、アーティストのお宅です。
初めてではないのですが、私はこのお宅を訪問する度、しばらく興奮状態です。
家丸ごとミュージアム!もうため息しか出ません。
画像はほんの一部、細部にわたってこだわった建築家と家主の究極のコラボレーション!
すごい!の一言です。


アートの数々、それらがすべて収まるべきところにおかれています。これらのアートに囲まれて暮らすなんて夢のようです。

おかれている花はいつでも白、この日はカサブランカリリーとニュウサイランと白のグロリオーサ・・・・
もっと写真撮ってくれば良かったです。ほんのほんの一部です。


画像が小さくて見えないかもしれませんが窓辺のB&Oのスピーカー、すごいでしょう?私の持っている物の何倍の大きさかしら・・・

黒のカッシーナのソファ、テーブルに置かれたヘルムート・バーガーの写真集やトム・フォードの本・・・
中央の階段を下りると又、別世界、モダンな和室、廊下にはすべて飲まれたシャトー・ムートン・ロッチルドのエティケットが無数にフレームに入って飾られています。



このブルーの美しさ、時間の経過で色合いが変わって来るのです。このブルーがここだけではなくあちらこちらにさりげなく、でも計算しつくされて配置されています。もう美しさにため息・・


ガラスの棚、これもすごい、こういうのが私も欲しかった!!


見てください!アートでしょう?
ポールセンのペンダントライト、テーブルとイスのアルミの足、イスは黒の中にオレンジと赤が1客ずつ・・・
すべてが美しい調和です。
右側の外にはデッキ、ここにおかれたテーブルの真上に夜になるとガラス越しにポールセンのライトが映るのです。イリュージョンまで計算されています。
このデッキでのBBQパーティ、昨年の夏でしたがこれはすごかったです。お肉を焼くのはロビュションのシェフ、サーヴィスもロビュションから・・途中でオークラの山里からおにぎりが届きました。
極上の日常こそ最高の贅沢・・・・そんなことを思いました。

(どんな方が住んでいるのか気になりますか?  男性の一人暮らしですよ!素敵でしょう?)