庭のアジサイは新芽が出たばかりですが、花屋にはもう満開のアジサイの鉢が並んでいます。
白いアジサイが大好きで、今年も大輪の真っ白な花をウィッチフォードの鉢に植え替えて、キッチンの出窓に置きました。
鉢ものを買って、あるいは頂いたりしても、必ずその植物にあった鉢に植え替えます。
私の鉢好きはかなり歴史があります。特にウィッチフォードはテラコッタと焼き物と合わせるとかなりのコレクション、やはりイギリスの物は素晴らしいと思います。テラコッタの鉢は苔が生えて、古くなるにつれて風格が出てきます。コンランのシンプルなモノトーンの鉢もよく使います。
どんな美しい蘭も、あの黒や紺色の焼き物の鉢に入っているだけで悲しげです。ゴージャスな胡蝶蘭やシンビジュームも、そのままの鉢で、白いプラスティックの鉢皿に置かれているとかわいそうになります。
それよりもっといやなのはラッピングしたまま、リボンなど付いたまま、飾られていたりしますね。あれはパックのままの食べ物をテーブルに並べているようで、いやな感じがして・・・花が可愛そう。
花は咲いているままが一番美しいと思いますが、いったん切り花にして部屋に飾る時は、アートとして、花器、あるいは鉢を選び、それを置くことによって空気感が変わる様な場所を選びます。
せっかく頂いた花も部屋に合わなければアレンジし直し、ふさわしい場所を探します。
基本的には白の花が多くなります。リヴィングは白が基本カラーですから白が一番納まりがいいのです。色ものを選ぶ時は、はっきりしたモダンな形の花で、野の花のような物は何か居心地が悪そうです。
そういうわけで・・・かなり頑固でわがままです。
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