庭のアカンサスが花を咲かせています。
日本名は葉アザミ、大きな葉は梅雨時が一番きれい、葉の形が美しいので建築物や内装のモティーフになっています。
イギリスの19世紀の詩人、デザイナーのウィリアム・モリスは好んでアカンサスの葉を壁紙やカーテン生地にしました。
モダンデザインの父と呼ばれるモリスは産業革命後の大量生産に疑問を持ち、モリス商会を設立して、生活と芸術の一致を試みました。
私の家も30年ほど前建てた時にはカーテンはサンダーソンのウイリアム・モリスパターンで誂えました。白のしっくい壁にアンティーク家具・・・今とは全く違う部屋でした。
薔薇が終わって庭はアナベルがきれいです。雨模様の暗い庭は白い花が一番きれいです。他のアジサイもありますが、アナベルの存在感には負けてしまいます。アジサイと違って思い切り剪定してしまっても必ず毎年咲いてくれます。アナベルを中心に山あじさい、ハイドランジア、ピラミッドアジサイなど全部白、間違えて植えてしまったピンクは冬まで待って他の場所に移植・・・だんだん良い庭になって来ていますが、庭仕事に終わりはありません。
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