2011年6月4日土曜日
仕事着 エプロンの紐
私の仕事着はパンツに白シャツと白エプロン、ネックレスとイヤリングは必ずつけます。
エプロンはなかなかぴったりするものがないので、オーダーします。何パターンか作ってどうにか”これかな・・・”と思うような物が出来あがりました。洗濯後の生地の変化など、もう少し着用してみて、改良を重ねて行くつもり。
一番大切なのはウエストの紐なのです。
朝、仕事着に着替る時、まず、その日の体調、気分にしっくりくるアクセサリーを選びます。
不思議ですがその日によってパールがなじむ日、ゴールドが良い日があったり、ヒスイ、サンゴが心地良かったり・・・気を高めてくれる物を感覚で選びます。
最近はパールが多い・・・
そして姿見の前で最後にエプロン、紐をきっちり締めると仕事モードにスイッチが入ります。ですから緩みやすいものはだめ、この感じは料理を仕事にしている人たちの共通の感覚の様な気がします。
仕事着を着ないで作る料理とは微妙な差があるような気がします。
思い出すのはキャサリン・ゼタ・ジョーズ主演の”幸せのレシピ”、彼女がコックコートにエプロンの紐をしめると、表情が変化する・・・よく出ていましたね。”うーん、わかる、わかる”と思いながら見ていました。
そして肉の焼き方に言いがかりをつける客のところにナイフに刺した肉を持っていき、そのままテーブルにナイフごと突き刺して、エプロンを脱ぎ捨てシェフをやめる場面・・ここもエプロンの意味がありましたね。
時々考えます・・・通って来てくださる生徒さんに感動を与える事が私に出来るだろうか?
そんな弱気になる日もあります。
でも気に入ったエプロンの紐をしめて、最善を尽くそう・・・今、その一瞬に一生懸命集中する事が私に出来る事、あと何年続けていけるかわかりませんが・・・
仕事が終わってエプロンを脱ぐ時、最善を尽くした日は充実感でいっぱい、ON OFF の切り替えが上手くいった日は幸せです。
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This reminds me of the english idiom "Tied to mother's apron strings" applied to a child, boy usually who will not leave home.
返信削除Good luck, John.