出来るだけ多くの生徒さんにパイ生地作りをわかりやすくお伝えしようと1,2月続けてフレンチクラスのデザートはパイ生地を使った物にしています。
大変難しいフュイタージュは初めての方にとってはハードルが高過ぎます。どうしたら簡単に出来ないものかと30年余り試行錯誤の結果、この作り方に行きつきました。プロセッサーを使ってバターと粉を混ぜ、折りたたむのは3回だけ、それでサクサクの軽いパイ生地が出来ます。
1月はタルトタタン、今月はミルフューユ、今月は板状に焼いてから切るので、パイ生地の裁ち落としは出ませんが、先月のタルトタタンの裁ち落としが冷凍庫に沢山たまっていました。
そこでいつものミートパイを作ることに・・・
15㎝のセルクルで生地を抜き、少し冷やしてから少し楕円に伸ばしておきます。このほうが肉を包みやすい。
ざっとパイ生地の量をみて、大体牛挽肉は1キロくらい必要と判断・・
パイ生地は28枚、玉ねぎ、卵、スパイスを混ぜた牛肉を28等分して丸めます。パイ生地の淵に卵白を塗って包みます。
肉の分量とパイ生地の量がぴったり・・・こういう感がとても大事です。
フォークで淵を抑え、空気穴をあけて卵黄を塗ってオーブンに。
お肉が生なのでゆっくり焼いて、パイ生地も良い色になったら焼きあがり。
28個のミートパイをどうするか・・・・
冷めてから1個ずつラップで包み、ジプロックに入れて冷凍します。
自然解凍してからオーブントースターで焼くと、いつでも熱々のミートパイが食べられます。
自然解凍の時間がない時は電子レンジで解凍して焼いても大丈夫です。
2012年2月25日土曜日
暖かい雨の後・・
Soiree du Citron
原宿のレストラン アイでSoiree du Citron と題されたシャンパーニュ、 サーブルドール騎士団のパーティーに出席、原宿の喧騒を抜けて、大通りを曲がると大きな木々が目に入ります。暖かい季節はオープンテラスにでもしたらきっと素敵でしょうね。
もともとニースにある松嶋シェフのお店だけあって、料理も南仏スタイル、そしてこの日のパーティーが”レモンの夕べ”と名づけられたのは、この時期、ニースの隣町のマントンでレモン祭りが行われているからというわけらしい・・・料理もすべてレモンを使って、テーブルにはミモザの花が飾ってありました。
さっぱりフレンチにシャンパーニュ・・・最近のフレンチはとにかく軽め・・・量も少なめ・・・
どっしりした正統のフレンチ、バターやフォン、血や内臓入りのソースを添えた重い一皿が食べたくなりました。
ドレスコードはブラックタイ+レモン・・・
男性は蝶ネクタイやポケットチーフを黄色にしたり、女性は黄色のドレスや着物・・・
私もレモン色のジャケットにゴールドパールにしました。
そういえば去年のテーマは”ラヴィアンローズ”バラ色の人生、ロゼシャンパーニュ尽くしのディナーでした。
そして、バラ色から一転、直後に大震災でした。
あれから1年・・・確実に時は流れます。
もともとニースにある松嶋シェフのお店だけあって、料理も南仏スタイル、そしてこの日のパーティーが”レモンの夕べ”と名づけられたのは、この時期、ニースの隣町のマントンでレモン祭りが行われているからというわけらしい・・・料理もすべてレモンを使って、テーブルにはミモザの花が飾ってありました。
さっぱりフレンチにシャンパーニュ・・・最近のフレンチはとにかく軽め・・・量も少なめ・・・
どっしりした正統のフレンチ、バターやフォン、血や内臓入りのソースを添えた重い一皿が食べたくなりました。
ドレスコードはブラックタイ+レモン・・・
男性は蝶ネクタイやポケットチーフを黄色にしたり、女性は黄色のドレスや着物・・・
私もレモン色のジャケットにゴールドパールにしました。
そういえば去年のテーマは”ラヴィアンローズ”バラ色の人生、ロゼシャンパーニュ尽くしのディナーでした。
そして、バラ色から一転、直後に大震災でした。
あれから1年・・・確実に時は流れます。
2012年2月19日日曜日
冬の薔薇
薔薇は真冬に剪定、植え替えなど一番大切な作業を行います。
門周りの工事で仮植えになっていた薔薇も、ようやく落ち着く場所に植え替えました。
春になってみないとどれ位ダメージがあったかわかりませんが、元気に回復して欲しいと願いを込めて水やりをし、根元に植える春の花をあれこれ考えています。
クライミングローズがほとんどだった私の薔薇ですが、4本ほどシュラブの苗を加え、今年の初夏は楽しみになって来ました。
剪定や誘引をする時、残っている葉はすべて取り除きます。残しておくと黒点病やうどんこ病の原因になるのです。
この寒さの中でも蕾をつけている薔薇もあり、切り取って活けてみました。葉は寒さで変色していますが、これもきれいです。
葉を全部落とし、剪定、誘引後はこんな状態で春を待ちます。
門周りの工事で仮植えになっていた薔薇も、ようやく落ち着く場所に植え替えました。
春になってみないとどれ位ダメージがあったかわかりませんが、元気に回復して欲しいと願いを込めて水やりをし、根元に植える春の花をあれこれ考えています。
クライミングローズがほとんどだった私の薔薇ですが、4本ほどシュラブの苗を加え、今年の初夏は楽しみになって来ました。
剪定や誘引をする時、残っている葉はすべて取り除きます。残しておくと黒点病やうどんこ病の原因になるのです。
この寒さの中でも蕾をつけている薔薇もあり、切り取って活けてみました。葉は寒さで変色していますが、これもきれいです。
葉を全部落とし、剪定、誘引後はこんな状態で春を待ちます。
2012年2月17日金曜日
久しぶりにガラディナー
風の冷たい寒い日は家の中で読書三昧
冬の最高の過ごし方です。
しかし穏やか過ぎる日が続くとこの心地よさに慣れ過ぎて、色々な事に消極的になって、なんとなくすべてが鈍化している事に気がつきます。
そんな時に良いタイミングでコンラッドホテルのガラディナーに出席しました。
コンラッドのお料理はとても気が利いていて、ワインのチョイスもなかなかでした。
コンラッドホテルが出来たての頃、ゴードンラムゼイでは何回か食事をしましたが、ここに来るのは久しぶりでした。
ロティシュール協会の会長、関東支部の会長とご一緒に記念撮影。
このディナーが始まる前に私は理事会に出席、そのあと認証式、カクテルと続き、久しぶりのハイヒールにつま先が悲鳴をあげ始めて、ブーツばかり履いていた事を反省です。
ディナーが終わったのは11時過ぎ、しかしこの日はこれで終わりではありませんでした。
知り合いが輸入しているロシア産キャヴィアを是非試食して欲しいとの事、キャヴィアと聞いては断れるはずはありません。
場所を替えてペニンシュラのバー、ピーターへ・・
キャヴィアを持ちこんでシャンパーニュ飲ませてくれる所など他にはありません。無理を聞いてくれてありがとう、Tさん。
スプーンで思い切り掬いあげ口に入れてシャンパーニュで流し込む、久しぶりに上質のキャヴィアを思い切り頂いて、長い一日の最高のしめくくりになりました。
冬の最高の過ごし方です。
しかし穏やか過ぎる日が続くとこの心地よさに慣れ過ぎて、色々な事に消極的になって、なんとなくすべてが鈍化している事に気がつきます。
そんな時に良いタイミングでコンラッドホテルのガラディナーに出席しました。
コンラッドのお料理はとても気が利いていて、ワインのチョイスもなかなかでした。
コンラッドホテルが出来たての頃、ゴードンラムゼイでは何回か食事をしましたが、ここに来るのは久しぶりでした。
ロティシュール協会の会長、関東支部の会長とご一緒に記念撮影。
このディナーが始まる前に私は理事会に出席、そのあと認証式、カクテルと続き、久しぶりのハイヒールにつま先が悲鳴をあげ始めて、ブーツばかり履いていた事を反省です。
ディナーが終わったのは11時過ぎ、しかしこの日はこれで終わりではありませんでした。
知り合いが輸入しているロシア産キャヴィアを是非試食して欲しいとの事、キャヴィアと聞いては断れるはずはありません。
場所を替えてペニンシュラのバー、ピーターへ・・
キャヴィアを持ちこんでシャンパーニュ飲ませてくれる所など他にはありません。無理を聞いてくれてありがとう、Tさん。
スプーンで思い切り掬いあげ口に入れてシャンパーニュで流し込む、久しぶりに上質のキャヴィアを思い切り頂いて、長い一日の最高のしめくくりになりました。
2012年2月6日月曜日
ドーブ 南仏の牛肉ワイン煮
雨の月曜日、仕事は休み、外出しなくても良いし、ゆっくり料理の試作です。
寒いうちにじっくり煮込んだ物をメニューにしようと、先日から思いついた料理がありました。
牛肉の赤ワイン煮なのですが、ブフ・ブルギニヨンは何度か繰り返している事もあり、南仏ニース風の煮込みドーブを作ることにしました。
昨日から牛肉、ベーコン、人参、玉ねぎ、セロリ、ニンニク、ブケガルニを赤ワインに浸けこんでおきました。これだけだとブルギニヨンと同じですが、ドーブはオレンジの皮とオリーブを一緒に浸けこみます。
そして煮込む時に、ドライセップを戻して加えます。
オーブンペーパーで落とし蓋をして、150度のオーブンで約2時間、オリーブとオレンジとセップのせいか、ブルギニヨンとは違う香りがしています。
これはなかなか良い感じです。仕上げにドライトマトと苦味のあるオレンジのピールを加えて・・・
ヌイユではなくパルミジャーノで仕上げたニョッキを添えましょう!
これで3月のメインは決まりました。
今月はカダイフで巻いた海老のフリットなので3月は濃厚なソースの煮込みで、バランスも良いでしょう。後は前菜を考えて、デザートは今月は苺のミルフィーユ、3月は池和田とホワイトチョコを使う事で合意済み・・・
後はこのドーブにどんなワインを合わせるか・・煮込むワインも選ばないと・・試作では1月カスレに合わせたミネルボアがあったのでこれを使いましたが・・・君嶋屋に相談です。
思った通りに試作が成功すると良い気分です。いつもそう上手くは行かず、ぎりぎりまで決まらないことのほうが多いのです。
寒いうちにじっくり煮込んだ物をメニューにしようと、先日から思いついた料理がありました。
牛肉の赤ワイン煮なのですが、ブフ・ブルギニヨンは何度か繰り返している事もあり、南仏ニース風の煮込みドーブを作ることにしました。
昨日から牛肉、ベーコン、人参、玉ねぎ、セロリ、ニンニク、ブケガルニを赤ワインに浸けこんでおきました。これだけだとブルギニヨンと同じですが、ドーブはオレンジの皮とオリーブを一緒に浸けこみます。
そして煮込む時に、ドライセップを戻して加えます。
オーブンペーパーで落とし蓋をして、150度のオーブンで約2時間、オリーブとオレンジとセップのせいか、ブルギニヨンとは違う香りがしています。
これはなかなか良い感じです。仕上げにドライトマトと苦味のあるオレンジのピールを加えて・・・
ヌイユではなくパルミジャーノで仕上げたニョッキを添えましょう!
これで3月のメインは決まりました。
今月はカダイフで巻いた海老のフリットなので3月は濃厚なソースの煮込みで、バランスも良いでしょう。後は前菜を考えて、デザートは今月は苺のミルフィーユ、3月は池和田とホワイトチョコを使う事で合意済み・・・
後はこのドーブにどんなワインを合わせるか・・煮込むワインも選ばないと・・試作では1月カスレに合わせたミネルボアがあったのでこれを使いましたが・・・君嶋屋に相談です。
思った通りに試作が成功すると良い気分です。いつもそう上手くは行かず、ぎりぎりまで決まらないことのほうが多いのです。
2012年2月5日日曜日
2012年2月1日水曜日
やっと1月が終わって
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