昨年後半からブログの更新が少なくなってしまいました。
Facebookを始めてからはスマホからも更新出来る手軽さ、そしてトピックをあえて考えなくて良い事などもあり、ついブログが後回しになっていました。
今年はもう少し更新するようにするつもりでおります。よろしくお願い致します。
12月から元日までは毎年の事ですが本当にあわただしく過ごしていました。風邪がなかなか治らないまま連日のクラス、パーティ・・・・あっという間でした。
教室は早めに切り上げたので買い物、大掃除なども計画通りには終わりましたし、出来るだけ遅くと頼んでおいた植木の手入れやガラス拭きなども予定通り、きれいになった庭や部屋で新年を迎える事が出来ました。
なぜか不思議ですが年が明けると12月とはモードが違い、心なしか日射しも春めいて気分が変わります。
元日はバタバタと忙しいのですが少しのんびりしたく2日はダラダラ過ごしていました。
しかし3日になると何か落ち着かず、でも仕事の事は考えないと決めたのでお正月らしい事をする事にしました。(洗濯機を回したり、掃除機かけたり、植物に水をあげたりは普段通りですが)
暮のパーティーで着た長じゅばんの半襟、取り外し洗濯してアイロンだけはしておいたのですが縫い付けていない事を思い出し、お正月にふさわしく、普段はあまりしない針仕事です。
ついでに2月3月のパーティーに何を着ようか考えたり・・・・(寒くても季節先取りがお約束の着物、葡萄柄や秋の色あいはだめ)春らしい明るい色を引っ張り出したり、ゆとりのない普段は出来ない楽しい時間です。
洋服とは全く違う楽しみの一つに古いものを受け継ぐという事があります。
このべっ甲のくし、100年位経っているでしょうか、ある方から譲りうけたものです。箱には”大阪高麗橋 越後屋鼈甲店”と読めます。
年月を経た不思議なパワーはこれを髪に付けた方の思いもあるのでしょうか、大切に大切に使わせて頂きます。
まるで小説“細雪”の様な暮らしをなさった方がどんな場面でこのくしを髪にさしていらしたのでしょうか?そんな事を想像するのも楽しい・・・。
この道明の組紐も受け継いだもの、この和紙の包み紙、歴史を感じますでしょう?
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