暖かい12月のスタートですね。
毎年12月に入ると少しクリスマスのデコレーションをします。少しだけ・・です。キリスト教徒ではありませんし・・・季節を感じるためです。
まずドアにリースを、自然のものが好きなのでシンプルにもみの木にバーゼリアだけ・・・ドアを開ける度にいい香りがします。
部屋のコーナーには白樺の木で作ったクリスマスツリーとキャンドル、このツリーは玉川高島屋のIDEEで見つけました。
床に置いてある白い花器に白枝と柊をさして、スワロフスキーの雪の結晶を飾ります。最近、オンラインで買ってしまった、同じくスワロフスキーのステッキとリースを一緒に飾りました。結晶だけにしようと思っていたのに可愛いのでつい買ってしまいました。
キッチンの窓辺にはクリーム色のポインセチアを植えると一気に華やかになります。
クリスマスはいつも教室で大忙し、でも昔はこんなものではありませんでした。かつては教室をしながら洋菓子をお店に卸していましたので、寝る間もない位、オーブンはフル稼働、オーブンの前の床で仮眠をとっていました。若くて必死で働いていました。
クリスマスはいつも教室で大忙し、でも昔はこんなものではありませんでした。かつては教室をしながら洋菓子をお店に卸していましたので、寝る間もない位、オーブンはフル稼働、オーブンの前の床で仮眠をとっていました。若くて必死で働いていました。
あの頃の体力も必死さも今となっては懐かしい思い出です。仕事がある事がただ有り難くて、教室をやりながらお菓子を焼き続けていました。何もかも一人でやっていました。
体力があったといってもほとんど徹夜続きのある年のクリスマス、不注意から足に大やけどをしたことがあります。大きなターキーを次の日の教室の為に焼いていて、オーブンから取り出すときに脂を足の甲に垂らしてしまいました。大急ぎで水で冷やしたのですが痛みは増すばかり・・・でも次の日の教室はキャンセル出来ないし・・・
歩いて近所の救急病院へ・・・かなり重症なので入院を勧められましたが・・・猫の餌もあるし、キッチンには仕上がってないターキーやお菓子が・・・
痛み止めもらって歩いて帰ってきました。
次の日の教室は予定通りやりました。何もかも一人で・・その頃私は夫がいたのにただの一瞬も連絡しようとは思わなかった、海外出張中で留守とはいえ、助けを求めることすら思いもしなかった。
何日かして帰った夫が足の包帯見て言いました、”どうしたの””ちょっとね・・”と私、もうこの結婚は終わったと思いました。
今では足の傷も心の傷もすっかり消え去っています。
そんなクリスマスもあれば連日超ゴージャス・フレンチレストラン・ディナーにパーティー、プレゼント・・・
プレステージ・シャンパーニュとグラン・ヴァンの日々・・・
色々あ・り・ま・し・た。
今年は穏やかで、静かなクリスマス、激動の日々を思い出しています。今が一番・・・です。本当に。
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