2013年11月19日火曜日

日本酒セミナー

7月のシャンパーニュセミナーに続き、君嶋さんのセミナー2回目を教室で催しました。
 
今回のテーマは”日本酒” 珍しい、個性的な日本酒8種類、発泡酒、ロゼ色、古酒、甘口・・・・
瓶も様々。
 

 椅子の配置を変えて準備。20名の皆様をお迎えするのでいつものクラスとは違います。
 まずは発泡の日本酒で乾杯、カラスミ大根、牛肉の八幡巻き、クリームチーズの味噌漬けをスターターに召し上がって頂きました。
 
おでんです。極上のおでんを作ろうと出汁にこだわりました。比内鶏ガラ、利尻昆布、どんこ椎茸で美味しい出汁ができました。
お大根、里芋、こんにゃく、卵、鶏挽きのロールキャベツ、そしてヒリョウズを作って加えました。
お豆腐に百合根、ぎんなん、きくらげ、人参を入れて揚げたてのヒリョウズは本当に美味しいものです。そのままでも勿論美味しいのですが、おでんに入れました。市販の練り物を加えると添加物のせいかお出汁がまずくなりますので、私は好きではありません。
皆さん何度もお代りをされて美味しい、美味しいと言って頂けました。
 
お鍋はストウブの巨大鍋とスキャンパンのロースティングパン、シェフパンを総動員、日本酒に良く合います。ワインやシャンパーニュは難しいでしょうね。

胡麻とゆずのお稲荷さんも64個作りました。久しぶりに使った大きなお皿、母が使っていたものです。
デザートに合わせる甘口の日本酒もありましたので大納言小豆を和三盆で煮ました。小さなおもちを焼いて入れました。
 
参加の生徒さん、余り日本酒は飲み慣れていなく、私も含めて良く知りません。質問が色々出ました。限られた時間での講義は難しかったことでしょう。
 
最近は海外のほうが”SAKE"が評価されているかもしれません。フレンチレストランのワインリストにもオンリストされているそうで”cool!"なお酒なのですね。


瓶内2次発酵の発泡酒、瓶の中に澱が貯まっています。シャンパーニュの様にデコルジュマンはしないので瓶の中でやさしく回しています。栓を開ける時も要注意、ブルーの瓶がきれいなやさしい発泡酒でした。

講師の君嶋さん、参加して下さった生徒の皆様、楽しいセミナーをありがとうございました。

フランス、イタリアのワイン生産者を訪ねる旅から帰ったばかりの君嶋さん、素晴らしいキャンティクラシコの生産者との出会いがあったそうで・・・次回はイタリアンナイトになるかもしれません。
来春、3回目を致しますね。お楽しみに。

2013年11月9日土曜日

Commanderie de Bordeaux a Tokyo

 
パーティ、レストランディナーが続くと疲労がたまってきます。
先週、今週は教室の予定も詰まっていますし、月初は食材の仕入れやテーブルの花の手配、ホームページの更新、などなど細々と雑用ばかり・・・・・
それにパーティーが重なると疲労がたまってきます。終わる時間も遅いので寝不足になりますし、年々体力が落ちているのかしら・・・・無理が出来なくなりました。
 

 
昨晩はキャピタル東急ホテルでコンドリー・ド・ボルドーのガラディナー、新会員の叙任式、カクテル、ディナーと続きます。
 
胃が疲れていて食欲がありません。
 
ワインはベリーブラザース&ラッドのセレクション、大変珍しい素晴らしいボルドー4種類、
 
なかなかこれほどのワインは揃わないでしょうね・・・・

ワインもゆっくり楽しみたかったのですがデザートが供された良い頃あいを見計らって退席しました。

パーティーは万全な体調で出席しなくてはだめですね。
年末にかけて気をつけなくては・・・・・・

2013年11月7日木曜日

メインコースは熊のロティ@ラ・フィネス

 
”サラリーマンの聖地”新橋の雑踏を抜けて、およそフレンチレストランがある様な場所には思えない立地・・・・・
 
ドアを開けると落ち着いた照明のウェイティングバー、シャンパーニュを頂きながら凝ったアミューズを色々をつまみながらメニューの説明を受けます。
バーのないレストランが多いけれど私はウェイティングバーのあるレストランが好き。
 
 
ダイニングに移り、凝った料理の数々が供されます。シェフがコンテストで優勝した時に制作した卵料理・・・フォアグラなどなど・・・・・
そしてメインは熊、ロティの前にコンソメも頂きました。しっかり塩の効いた(これが大事です。最近塩の効いていないフランス料理ばかりです。)濃厚なコンソメでした。
 
熊は食した事はあるのですが良い印象は全くなかったのです、この日は挑戦しました。
 
美味しい、獣の臭いはありますがこれぞ肉料理でした。
ローヌのワインを合わせて素晴らしいマリアージュ、ワインなしには完成しない肉料理、これがフランス料理・・・・
久しぶりにレストランならではの料理を頂いた気がしました。




若きシェフの情熱を感じました。席数も増やすことなく、自分の料理が出来る範囲でやって行きたいとおっしゃっていました。どうかその意思を貫いて下さいね。

又、ベカスなど頂きに伺います。

2013年11月4日月曜日

クラブ・ガストロノミック・プロスペールモンタニエの入会式とガラディナー@椿山荘

フランス料理史に名を残す著名な料理人で、又料理辞典ラルース・ガストロノミークの編集者でもあるモンタニェの名を冠したクラブがあります。設立は1950年、パリ。

”美味しい料理は最高の材料でしか作られない”という後世に残るエピグラムでも有名なモンタニェです。

その会に入会させていただきました。
 
 
 
日本支部の会長の磯村さんからディプロマを一人ずつ授与され、その後カクテル、ガラディナーに出席しました。
フランス本部から会長及び理事、会員の方々も多く来日され、駐日フランス大使も臨席、華やかなディナーでした。
 
推薦して下さった名誉副会長の嶋村ムッシュからは”もっと頑張れ”と有り難い、厳しいお言葉を頂いて・・・・
有り難い事です。
 
”ディプロマばかり”と言われないように精進しましょう。